2013年2月27日水曜日

西側部屋の床解体

これから西側の部屋床を解体
 階段の取外し
 床板を剥いだところ
 大引きが土台に固定されていないため倒れる
 
 殆ど全て再利用不可、薪がまた増えた
 玄関上がり框のシロアリ被害
 交換せざるをえない、ちょっと難儀

根太の裏
虫食い跡が迷路のようになっていた
撤去完了










これから設計検討に入るため、しばらく工事はお休みです。

2013年2月26日火曜日

東部屋 床板下地完成


スタイロ断熱材が経年変化で垂れ下がらないよう中間に竹を入れた(下から釘打ち)








畳の中にあった断熱材を再利用










東北部屋 下地床板完成
 これで上を歩けるようになった
 ここが次の工事の資材置き場となる








階段を外さないと次の工事ができないので畳一枚分の天井板を外して脚立を立てた。
階段は奥へずらす予定にしていたが、部屋の真ん中にきてしまう、試行錯誤の結果、右へずらすことにした(脚立の場所)ところが床梁があるため傾斜を今より急にしないと頭を打つ。
でも一階の空間を広く取るためには仕方ないかな

因みに現在の階段の場所はストーブを置く予定

2013年2月24日日曜日

畳分解

窓の外は雪、でも今日は室内作業

さあ仕事、仕事








和室をフローリングの洋室に変えるのはいいが、外した畳をどうするか考えた。
2階の畳は中身が全て稲藁なので、畑で使うとか焼却するとかできる。
ところが1階の畳は少し新しくい、といっても昭和45年位、何故わかったかといえば中に新聞が入ってたから・・で困るのは中にスタイロとか発泡スチロールが入っているのだ
このままでは焼却もできない、そこで分解することにした。
そして中のスタイロは、カットして床の断熱材として使う、何といいアイデアだろう。
ところがやってみると、強い糸で頑丈に縫ってあって切るのに苦労する。
そして中の藁の量が半端じゃなく多い、ほこりの中、咳き込みながら1枚目は2時間以上かかった。

たたみおもて
 たたみうら
 畳表を外す(これは簡単)


 畳表は花見のござのためにとっておく
 端から糸を切っていく(縫い目全部切る)
 藁を剥ぐ
 縦横3層になっていた
 

 夥しい藁の量
 
 やっと片面取れた
 この畳には発泡スチロールが入っていた
裏面も取って完了、ざっと2時間










 次はスタイロ畳
ほこりがすごいので外でやる事にした
雪が降っているが、ほこりよりまし

 近所の人が 風邪ひかないようにね、と声を掛けてくれる
少し要領がわかってきた
片面の糸を全て切ったら裏返して糸を抜くと簡単  

藁もきれいに剥がれる
 秋に稲刈りで教わった束ね方が役にたった
 何でもやっとくもんだ

 それでもやり始めから片づけまで1時間以上かかった
カットして根太の間に入れる

あと3枚分解必要、また明日

2013年2月23日土曜日

根太と床板


和室の根太は455mmピッチ

 洋室の根太は303mmピッチ
 
 何も考えず教科書通りに従う

床板が届いたが、挽きたての生木
水分をたっぷり含んで重い重い
乾燥させてから使ったほうがいいので、数日乾かす事に

古い床板は半分以上腐っていた






 束が軽いので割ってみた
 虫食いだけど、これは何の虫かなあ
 シロアリではないような・・・






ヒカってみた

使えると思った大引きだけど、よく見ると虫が食っていたので交換することにした。
柱に組み込んであったが、あとからは組み込めない
そこで柱に添え木をすることにした。
束石がでこぼこなので、石に合わせて木を削った。(ヒカリ込み)


  ☆ 相手に合わせて我が身を削る
    自己主張だけが脳じゃない
   
    誰のこっちゃ?

2013年2月17日日曜日

外板貼り



窓の下は元雨戸の板、横は焼杉を貼った。
今まで無用心だったが、これで少し安心

元々全面窓であったが、コストの関係で半間分壁にした。(窓サッシ半額以下)

2013年2月16日土曜日

和室 大引き施工

東側の洋室・和室ともに大引きまで完成
仕口は、洋室側兜蟻、和室側蟻掛け
少しはうまくなったかな
床の段差をなくすため、大引きで高さ調整
 


次の工程、窓下の板貼りのため板を洗った

この板は雨戸を切ったもの
丁寧に解体してカット

 
たわしでこすると数十年の汚れが落ちた
木目がきれい


※52年前の新聞が貼ってあったので、それ以上前の物
解体前の雨戸(1枚使用)

端材は風呂の薪にした
1回分充分に足りた、いい湯だった

2013年2月13日水曜日

掃きだし窓取付け

 雨戸を撤去する時見つけたステッカー
 雨戸の裏にはってありました。
 どこの面会?

 田舎暮らしの先輩から時計をいただいた
 掃きだし窓のサッシを取付け
 幅2.1m高さ1.7m なので両手を広げても届かないけど
 何とか一人で取付けた
 しかも枠サイズを間違い、取付けなおし
建物は水平・垂直とも傾いているが、窓はまっすぐに付けないといけない。
縦横ともにまっすぐ取り付けたが、これからの壁と床の施工が心配

2013年2月7日木曜日

土台と大引き

久しぶりの更新
決してサボっているわけではございません、窓枠を取り付ける前に大引き(床をささえる部材)をどうするか悩んでおりました。
以前は8畳と6畳を1本で渡してあった(約7mあるので途中で繋いでいたが)
同様にしようと思ったがどう考えても倒れてしまう。
そこで6畳と8畳の間の敷居の下に横架材を渡して中継することにした。
しかし、6畳は洋室、8畳は和室にするので、床高さを同じにするため大引きの高さで調整しないといけない。
大引き受けという金物を使うと別に何ということはないが、せっかく職業訓練校で伝統軸組み工法を習ったので仕口を作ることにした。
いろいろ考えたあげく、和室側は腰掛蟻、洋室側は兜蟻掛けを使うこととした。
といってもまねをしているだけですが・・・
本当の大工さんは仕口を加工する際、線を墨1本残すとか半本残すとかして、しっかりと組み込むように加工するのですが、私の場合はとりあえず入ればOKです。
数をこなしているうち上達するでしょう。
木材はねじれや曲がりがあって、くせを読むのに相当技術を要するのです。

 窓下の土台
 ここは大入れにするか迷ったが束がずれると恐いので腰掛にした。

 蟻掛け男木

 木取りの失敗
 まさか裏に節があるとは思わなかった

 何とか加工(兜蟻男木)
 横架材
 左が洋室、右が和室(女木加工は同じにした)
 ほぼ完成
 大引きの下の束は鋼製束を採用
  ネットでかなり安く買えた
  金属だと虫食いの心配は無いし高さ調整が簡単
  大引き下の束石はコンクリートブロック、専門家に言わすとNGでしょうが、何しろ安い
 窓側から
 明日から窓枠取り付け
私のバイブル
 左上、図書館にある伝統木造軸組建築工事共通仕様書
 右上、職業訓練校で使ったノート
 左下、大工の知恵・ノウハウがいっぱい
 右下、職業訓練校の教科書